ウィーンからチェスキー・ブジョヴィツェまで電車、
チェスキークルムロフまではバスで移動です
チェスキークルムロフ
ウィーンから電車、バスを乗り継ぎ5時間半。
チェスキークルムロフは クロアチアのドブロヴニクのような中世の面影を色濃く残した小さな街です。
周囲はヴァルタヴァ川によって「Ω」の字に囲まれ、そこに赤瓦の屋根がひしめき合っています。
中世の面影を残す旧市街とラトラン地区。町家を彩るグラスフィット技法による装飾壁画とルネサンス時代のフレスコ画、欠き取られて装飾された外壁。
戦争によって失うことがなかったその町並みは、世界遺産に認定されたこともありとてもきれいに修繕されています。
あまりにきれいなのでテーマパークのような感じでも若干ありますが...
プラハから日帰りで観光できる距離とスケールなので、ツアー客がどっときては3,4時間ぐるっとみて帰って行きます。
なので平日の夜はさみしいくらいにひっそりとしてます。
1日あればすべて街を歩き回れるくらいの広さですが、
折角なので、ここでは2泊しゆっくりとみてまわりました。
城の中
真っ昼間ですが高度が低く夕方のようです。
交通の便はよくないですが、是非おすすめしたい場所のひとつです。
ツアーで名所めぐりも良いですが、のんびりと街を歩き、
宿泊していると、朝や夕方、人通りが少なくなった街は、そこで暮らす人たちがゆっくりと過ごしていくのを感じます。
そして最終目的地のプラハへ向かいますが
チェスキークルムロフからプラハまでは、直行バスで3時間。
時刻表でバスの時刻を調べ、予定通りバスがターミナルに到着。
トランクにスーツケースを乗せ、車内で支払いと思ったら、「プラハ行きではない」という。
慌てて荷物を降ろしたものの、行き先にはちゃんと"プラハ"と書いてある。
助手の人に聞いたら合っているというので、もう一度トランクに積み、車内へ。
でもなぜか運転手とバスガイドにはチェコ語で「このバスちゃうで。降りろ! フーーン!」とすごい剣幕で言われている ようだ。
車内に空きはあるし、予約も必要はないし...東洋人差別?でも中国人はもう乗り込んでるし...
バスを間違ってるはずはないが、行き先を紙に書いたものを渡しても首を振るだけ。
ヒントもくれず。助手の人はフォローしてくれない。
何をいっても「フーーン!」としか言わず、
結局乗せてくれない。
女性バスガイドの気迫と、乗客の空気を察し仕方なく降りるも
2時間後までバスはなし。
乗せてくれないバス
その状況がよほど目立っていたのか、親切な英語が出来るチェコ人の青年とドイツ系のおばさんなどが、「どうしたん?」と寄って来て時刻表を確認してくれた。
でも未だになんだったのか良くわからない。