歴史ものが続きます。
次は約7万年前にさかのぼります。
福井の年縞博物館に行ったときのこと。まわりに特に何もない場所で、これだけのために足を運ぶにはなかなかの距離ですが、次回に書こうと思っている恐竜博物館の帰りに寄りました。大人陣としてはこちらがメインです。
閉館ぎりぎりだったためか、すぐに丁寧に案内してくださり、最初に観る動画がとても素敵で、興味なさげな子どもたちにも分かりやすく説明してくれたおかげで、早く実物を見たいという気持ちを駆り立ててくれました。ざっくり説明すると、あらゆる条件が整った水月湖の底の地層を45m分、年縞が確認できるところまで掘って、薄くスライスして展示しています。その年縞からあらゆる情報を読み解いています。
他に拝観している人がいなかったためか、博物館の方が丁寧に説明をしてくれて、私たちの質問にもすぐに答えてくれるため、博物館にありがちの文字を読まなきゃ詳しくはわからない煩わしさ(・・・私だけかもしれませんが)もなく、じっくりと年縞をその年々の出来事を想像しながら観ることことができました。資料に残された歴史が年縞にちゃんと刻み込まれているということが、歴史の証明であり、遠い昔のことも地球は教えてくれるんだなと感慨深かったです。
公共建築やってみたいなぁと車内で話していたら、子どもたちも加わり、やりたいことはまずは口に出さないとねーとやりたいこと宣言会に。そういえば、この間、赤ペンでやりたいことを書き続けたらと叶ったという話をクライアントから聞いたので私もやってみようかなと思いつつも、その信念が至る所に行動として現れての結果なんだろうなと思うと、・・・まずは目の前のことに精進いたします。
nanae