現調と打ち合わせを兼ね先日奈良に。
帰路、近くを通りかかったので、
久々に法隆寺に寄りました。
とにかく日差しが強すぎて
僕もまわりの観光客もゆっくり見る余裕もなく、
回廊の陰で折角来たのだからと時間をやり過ごす状態...
法隆寺といえば、おすすめの本がいくつかあります。
その中でも「木に学べ」は法隆寺や薬師寺の修復をした
宮大工棟梁 西岡氏の語りを本にしたもの。
法隆寺について詳しくかかれていますが、
それだけではなく
法隆寺や宮大工の仕事を通して
モノづくりとは?、本物とは?
美しさとは?
現代人が忘れかけている伝統的な日本文化や
どのような仕事や物事にも通じる"心"や"考え方"について説かれています。
表紙もタイトルも濃く、寺院の紹介書のようで
一般の方には読みにくいように感じられますが、
関西弁でわかりやすく語られています。
一般の方にも是非一読していただきたい書物です。
木に学べ
ISHIKAWA