新年早々から1ヶ月もあいてしまいました。
今年は10日おきにでもと思っていましたが。。。
さて今月号の住宅建築の特集に吉本剛 "祖型としてのBARN"が発売されています。
敬愛する恩師であり、釣り仲間でもあり、公私共にお世話になっている方の特集です。
ここのタイトルで"祖型"という言葉がつかわれており、
BARN=納屋・小屋 と共に住宅とどう関係があるのかという風に思われるかもしれません。
それは中をみて頂くとわかるのですが、
必要最低限の機能を満たしながら、シンプルで、
カッコウをつけない潔さと着飾らない様(さま)がそこにはあります。
一見ザックリとした様相は、ひとつひとつが機能的で意味を持った形の集合体で そして無駄なものはない。
そこには強引な建築家手法ではなく、
機能と要望を満たしながら、住まい手がその建築に呼応して
棲みこなしていくような。。。
昨今求められる利便性や高性能、
エコあるいはデザイン、デザイナーズといった売り文句の広告やキーワードが溢れていますが
そうしたものの中で、忘れかけていた原初的なものが感じとれます。
潮流に流されず本質を捉えようとする設計者は元より
住まい手の方にも感服です。
そういえばお子さんの保育所の鳥小屋(BARN)の設計もされていましたが
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ISHIKAWA