兵庫県三田市
三田の家
小さな住宅の改修・リフォーム・リノベーション
築 約35年の建売住宅の改修。子供たちが成人する20年だけ住み、それ以降は実家に住む予定ということで、工事範囲とコストを検討し、内部の改装と耐震補強、電気配線をやりかえることになりました。 外壁をさわらないことと、コストを下げるために、当初の住宅の開口部の位置はそのままにして計画を練る事が求められました。クライアントが求めていたのは、手持ちのトラックの食器棚に合う建築、和を感じる空間、映画「めがね」のようなゆっくりした時が流れるような居場所を求められました。 解体すると、基礎、構造共に非常に危険な状態にあったため、耐震補強をしっかり行い、面積が小さく間取りも既存の制限があるため、床材、建具に重点を置いています。田園風景を眺めながらいつ訪れてもゆったりと時間が流れるような、ほっこりする住宅になりました。
石川友博建築設計事務所