しばらくは、温めていた少し前のことを綴ってみようかなと思います。
まずは兵庫県立美術館にて開催中の古代エジプト展に、昨年の12月に行ったことから。
子どもたちがこれは本物?それとも偽物?と展示物も前にたどり着くたびに聞いてきたのですが、本物となると、やはり子どもながらにも感じることがあるようで、まじまじと眺めていました。年月を経てきたものには深みがあり、いろんな歴史の上に今があるんだなと思うと、大きな視点で物事を考えていかないとなといろいろ反省。歴史の重みに浄化されたような気持ちになりました。
ミイラの部屋では棺の絵を見ながら、神秘的なことに感動しつつも、子どもたちはミイラの呪いがどうのこうのと言い出し、怖がりの長男は早く出ようと言う始末。確かにこれを作った人や入っていた人が、まさか棺から出されて、日本でみんなに見られているとは思いもしなかっただろうなぁと思うと、研究のためとはいえ、この状況を誇りに思うのか、悲しいと思うのか、はたまた怒りの呪いとなるのか・・・と考え出すと、あれ?そもそも倫理的にどうなの?という疑問が渦巻き始め・・・たところで、グッズコーナーにたどり着き、あまりの種類の豊富さに私も子どもたちも目がキラキラに。
こうなると難しいことは忘れて、まずはお買い物。
ワッペンがお気に入りで、未だ何に付けようか思案中です。
兵庫県立美術館での開催はあともう少し!2月27日までです。
https://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_2111/
nanae